いろいろなマーブルを蒐集しています。室長はステルクララにある球体研究所所長のヴォーレンダング氏……ってことにして、マーブルを標本やスイーツに仕立てて販売します。 各標本についての作り話は『球体研究所 標本室』をご覧ください。
球体研究所所長のヴォーレンダング氏は、かつて宇宙飛行士として活躍していました。
宇宙船の円い窓から漆黒の闇に浮かぶ丸く美しい星々を眺めるのが、氏の唯一の愉しみでした。
そんなある日、宇宙船の中で青色珈琲を飲んでいた時、思わずカップを落としてしまったのです。 無重力空間でのことですので、「落とす」という表現は適切でないかもしれませんが。
その時、カップから飛び出した青色珈琲の液体がそれは素敵な青色球体となって、氏の周囲を回ったのです。
「球体とはなんと美しいものなのだろう……」
その時あらためて、氏は思いました。
やがて宇宙船を降りたヴォーレンダング氏は憧憬の球体について研究をするために『球体研究所』を設立し、世界中から球体を集めています。 (ステルクララのエピソードより)
>>『球体研究所 標本室』