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【モモイロタンポポ/学名:Crepis rubra】
綿毛取り用の植物の一つ。
モモイロタンポポというのは通称で、正式名はクレピス。
キク科のフタマタタンポポ属で、タンポポ属のセイヨウタンポポやカントウタンポポによく似ていますが、少しだけ違う仲間です。
一年草なのですが、越冬して複数年もつものもあります。
綿毛は西洋タンポポ、日本タンポポのものより小さく、もふもふしています。
通常、綿毛標本とする場合はシリカゲルにて乾燥させてドライフラワーにするのですが、今回は蒔き用なので、採集して壜に入れているだけです。
蒔く場合は、綿毛から種をとり、ティッシュにはさんで冷蔵庫保管用の袋に入れて9月まで冷蔵庫の野菜室で保管し、9〜10月にプランターに直蒔きします。
西洋タンポポ、日本タンポポは発芽はタッパで行って、芽がでたら土に植えるのですが、モモイロタンポポはあまり移植しないほうがよいので、直蒔きです。
密集させないできれいに植えたい方はポットにタネを蒔き、苗が育ってきたらプランターや庭にポットの土をくずさないように植え付けます。
大きくなった苗は根付きにくいので幼苗のうちに移植してください。
寒冷地では春にまいて夏に咲かせることもできます。
タンポポの綿毛の種は未熟なものが多く発芽しないものもあります。
芽がでてからは水はけをよくしてください、やや乾燥気味がちょうどよいです。
到着した時に綿毛の状態が保てていたら、綿毛標本にすることもできます。
その場合はシリカゲルをいれた缶か壜に、綿毛壜をフタをはずした状態でいれて、密封しておきます。
到着したままでも少しづつ水分が蒸発するので自然にドライになりますが、強制的にドライにしたものにくらべて綿毛がはずれやすいので、揺らしたり倒したりしないようにしてください。
モモイロタンポポについてはきらら舎一号館をご参照ください。
>>モモイロタンポポ