きらら舎について


鑑定書がついた指輪やペンダントより『鉱物図鑑』にあるような原石が好きで。
可愛いキャラクターがついたノートよりも何十年も変わらないデザインのものを選び。
有名なブランドのバッグより、毎日手入れをしなくてはいけないような重い革の鞄を愛用し。
意味なく「蛍光」するものが好きで、「青い」ものに執着し、気づけば小さなモノが身近に増殖しています。

好きなものを所有することは、一緒に「いいよねえ」と言ってくれる仲間がいればさらに楽しいので 「お店屋さん」を始めました。
自分の好きなものを蒐めたり作ったりして、一緒に「いいよねえ」と言ってくださる仲間を増やしたく、 きらら舎を運営しています。





現実と空想がごちゃ混ぜになった感覚が好きです。それは多分現実逃避であるのかもしれませんが、本や映画の世界に入りこんだり、楽しかった昨晩の夢を思い返してみたり・・・。
インターネットが普及し始めてからは、ネットの仮想空間と現実をなんとかリンクさせたいと思うようになりました。 そしてネットのお店を始めました。
妄想の中では、きらら舎は古い洋館を使った私営博物館のような店舗です。玄関を入ると床には不揃いの石が敷かれています。よく見るとアンモナイトやシダの化石がみつかります。
ひんやりとした空気が漂う細い廊下を進むと、最初の部屋「第壱標本室」があります。大小さまざまな棚にたくさんの鉱物が、ぎっしりと収められています。この部屋ではかつて来賓をもてなしたり舞踏会が開かれていたそうです。今では並べられた標本棚と積み重ねられた標本箱によって、人一人歩くのがやっと。迷路のような隙間を歩いていると時々、柱や巾木が見える場所があり、丁寧に彫刻された結晶図が、この部屋が鉱物標本室になることは決まっていたのだろうという気がしてきます。
「第壱標本室」に続き「第弐標本室」があります。鉱物以外の化石や植物標本が置かれています。大広間に添えられた小さな客間で、巾木には美しい蝶や蔓性植物が彫刻されています。

以降の部屋のご案内はブログに記載しています。 小さな部屋を巡るように各カテゴリーをのぞいていただき、妄想を添えたアイテムで、ご購入いただいたお客さまの部屋にもまた新しい小さな博物館が育っていくことを、ひっそりと願っております。


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