ピロキスティス

Pyrocystis fusiformis (ピロキスティス・フィシフォルミス)


海生植物プランクトンです。

三日月型の細胞の真ん中に核があり、ルーペで見ると三白眼がたくさん浮かんでいるようです。

葉緑体を持ち、光合成をします(餌は不要です)。
細胞内に渦鞭毛藻が二つでき、これが泳ぎ出て二つになります。二分裂による無性生殖で増えます。


仕様:60mlの培養フラスコ


適温は17〜25℃(ベストな温度は22℃)で、27℃を超えないようにしてください。
一時的に30℃を超えても大丈夫な場合もありますが、数時間続くと一気に死滅します。

現在は直に受取のみの販売です。
お渡し時に生存確認をしてお持ち帰りいただいています。
どうしても発送をご希望の場合は、最短で受け取れる日時で送ります。
断熱材で梱包しますが、死着補償はできません。


光合成をするので明るい場所に置かねばなりませんが、直射日光があたらないゆるやかな光のあるところに置いてください。餌は不要で、きちんと温度管理と環境管理をすればずっと培養ができます。
あまりに殖えすぎたら海水で希釈して植え継ぎしてください。
無性生殖で殖えますが、死んでいく個体もあり、それが沈殿しますので、植え継ぎ時にはそれを除去するようにするとよいと思います。

フラスコはベントキャップといって閉蓋状態で良好なガス交換が可能で、コンタミネーションを抑えることができるキャップを採用していますが、培養容器は工夫してください。

培養の海水の比重は現在の室温22℃で1.025(34‰)です。






夜、刺激を与えると青く光ります。
ただし、光はタンパク質の放出なのでやりすぎると弱り、また水質悪化につながりますので、ほどほどに・・・・・。


日本近海には棲息しない培養生体のため、海に捨てないでください。



培養詳細はきらら舎一号館記事をご覧ください。  >>ピロキスティス>>ピロキスティス2


販売価格 2,200円(税200円)
在庫状況 0売切れ中



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