非加熱タンザナイト

灰簾石/Zoisite


440円のほうが Arucha, Tanzania
880円、1650円のほうが Merelani, Tanzania
Merelani, Tanzaniaの大き目粒は、大きな粒5つセットとそれよりは小さめだけれど880円のものよりは大きいという中サイズ8個入りを作りました。

3つだけArucha, Tanzaniaの完璧セットがあります。
加熱用茶こしと加熱見本付きです。

今回追加したものについてはきらら舎一号館をご覧ください。  >>新商品アップ/2022年6月6日



黝簾石(ゆうれんせき)と呼ばれることもあります。

化学組成はCa2Al3(SiO4)(Si2O7)O(OH)で、結晶系は斜方晶系です。

同じ化学組成で単斜晶系の鉱物は斜灰簾石(斜黝簾石)。
加熱前も見る角度によって色が違って見え、渋い色も魅力ですが、加熱したほうがきれいなので、非加熱のものはあまり出回っていません。

ゾイサイトはずいぶん前から流通していて、その名前はスロベニアの貴族ゾイス・フォン・エーデルシュタインにちなみます。しかし、あまりぱっとする鉱物ではありませんでした。それが、1967年、キリマンジャロのふもとのメレラニで、落雷によって野火が起き、地味なゾイサイトが鮮やかなブルーになったという伝説もあります(いろいろな説があるうちの一つです)。
メレラニ産は宝石加工の業者さんから仕入れたもの。
加熱してタンザナイトとして流通します。
基本的にタンザナイトはすべて加熱処理が施されています。
加熱によってその色の原因であるバナジウムをより安定させることが目的なのですが、この処理により、ピンクタンザナイト、グリーンタンザナイトなどができることがあり、通常の色よりさらに人気があります。

タンザナイトという名前は、ティファニーによって付けられました。鉱物名では「ブルーゾイサイト」ですが、これが「ブルースーサイド(自殺)」と聞こえるため、タンザナイトという宝石名を付けたのです。すぐに人気の宝石となりました。
最初はコマーシャルネームでしたが、2018年、日本の鑑別団体協議会(AGL)でタンザナイトが宝石名として認められ、鑑別書の表記も「宝石名:タンザナイト」と書かれるようになりました。


880円のほうは30粒、440円のほうはざっくりと缶の半分くらいまでたっぷり(粒も大きいです)を直径約32mmのアルミ缶に入れてお届けします。

1粒づつピンセットでつまんで、直火で炙ったり、茶漉しに数粒入れて直火で炙ります。
いずれも赤くなるくらいまで加熱してください(割れて飛び散る場合もありますので注意してください)。

YouTubeに動画をアップしています。  >>タンザナイトの加熱実験



温度は300〜400度ですが、ピンセットの先、茶漉しのあみ、そして石が赤くなればほぼOKです。

もとの色と比べるとかなりきれいな青色に変色します。

希少性の高い、ピンクや緑になったらさらにラッキーです。


大き目の粒
詳細はこちら  >>ゾイサイトの加熱


販売価格 880円(税80円)
在庫状況 残り16
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