浮遊珪藻/キートセラス(キートセロス)グラシリス
Chaetoceros gracilis
ウニやナマコ、貝類・甲殻類・海綿動物のエサとして広く採用されている藻です。
きらら舎では主に年に数回行うウニの発生実験で生まれたプルテウスのエサとして扱っています。
ウニのエサとしてはプルテウス時期にしか使用せず、その他甲殻類の幼生に対しても与える期間が限られているため、多くの研究機関ではシーズンオフを静置培養で維持しています。
静置培養で株を植え継いでいましたが、ウニをより確実に飼育するため、2020年より受精実験のたびに新しいものを正規の培養業者より購入したものを配布することにしました。
ワークショップ(理科室カフェ)にて実験に参加した方へは、ウニが変態するまでの分を提供しています。
飼育温度が低く、これ以上変態までに時間がかかった場合や、アルテミアなどのエサとしてご注文ください。
エサ用は濃縮しているものです。
・エサ(濃縮) 15mlをタレびんに入れてお届け(数個に小分けしている場合もあります)
冷蔵庫(野菜室)で保管し、約35日で使い切ってください。
給餌する場合はびんを振ってから給餌量をスポイトでとり、飼育温度に合わせてから飼育容器に入れて撹拌してください。
タレびんから直接与えることも可能です。
保管時も毎日1度振って容器内で撹拌すると長持ち(2か月)します。