【アンダーソン石/Andersonite】
D-Day Mine.
Grand Co.,
Utah, U.S.A.
Na
2Ca(UO
2)(CO
3)
3.6H
2O
砂岩に付着した二酸化ウラニウムの鉱物です。
ウラン(U)を含むため、ブラックライトでウラングラスのように強く蛍光します。
長波でも蛍光しますが、短波だとさらに強い蛍光となります。
ブラックライトで照らすと銀河のように輝きます。
1948年アメリカのアリゾナ州ヤバパイ(Yavapai)郡ユーレカ(Eureka)地域にあるヒルサイド(Hillside)鉱山の堆積性ウラン鉱床の坑壁面から発見されました。
ウラン鉱石が空気や湿気に触れてできる鉱物です。
水溶性なので濡らさないように注意が必要です。
日本ではリービヒ石とともに岐阜県瑞浪市東濃鉱山の堆積性ウラン鉱床の坑道面に着生したものが知られています。
アンダーソンという名前は最初にこの鉱物を採集したアメリカ地質調査所の地質学者チャールズ・アルフレッド・アンダースンCharles Alfred Anderson(1902―1990)に因みます。
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